「大切なもの」・「習慣」

「大切なもの」・「習慣」

自分の大切なものは何であろうか。

プライド、か。より正確な表現だと、大切に”してしまっている”ものだと思う。
必要ない場面もある筈なのに、また、今はプライドを優先するべき場面ではないと自覚しながら、それなのに優先順位を高くしてしまう。端的に言えば、意地を張ってしまう事が多い。その相手は、親であることがほとんどだ。
親ならば、意地を張っても、ごねても、自分の内心に正直にならず、その言葉を口から出せば相手を傷つけてしまうと理解しているくせに、言ってしまう。言ってしまっている。
最早習慣化さえしてしまっている。
また、習慣というテーマでは、嫌なことから逃げがちであるという大きな欠点があり、それが習慣化してしまっている。
面倒なことに滅多に立ち向かえない。
具体的に言うとつい最近、仕事先で上司に言われたのが「不満を溜め込みがちだよね」という事。
勤め始めて約2か月で、そのように見抜かれているのだとしみじみ痛感した。
その通りで、毎日のように感じることがある小さな不満。
無論それをすべて口に出して、相手に改善を求めるというのはおかしいだろうと確信している。
けれど、溜め込みすぎず、我慢しきれなくなる前に相手に考えを伝えることは必要だったのだと思う。
その手間を省いて、一方的に我慢して(”被害者”になって)そして関係を断絶する。
望ましくない、習慣化してしまっている欠点だと思う。
またもう一つ象徴的なのが、ジムへきちんと通う事だ。
つい、行かない日を作ってしまう。
ウェアや用具を持って仕事へ行っても帰路買い物をして一度帰宅してしまい再度外出するのが面倒になってという愚かな行為を繰り返して、自己嫌悪に陥るというのを繰り返している。体重を減らしたいはずなのに、目先の「疲れた、面倒だ」という感情を優先して楽をするという誘惑に耽溺している。

 

ポジティブにこのテーマを展開するならば、「大切なもの」は信頼や愛情だろうか。
愛情は、性愛的な意味でなく慕う気持ちであったり労わるような気持ちであったり親しみや大切に思う気持ちであったり、様々な表現ができるが、まとめて表現しようとするならば愛情という言葉が自分としてはしっくりくる。
信頼は、”他人からの信用を失いたくない”という意味もあるが、相手への信頼を抱く場合も基底には愛情があると思うからである。

「習慣」は、買い物の際会計時に挨拶をしたり等であろうか。

 

習慣と癖の違い

意識的か、無意識下でするのかと考えたが、パブロフの犬などは癖というよりは習慣であろうし、やはり違うかもしれない。
また、癖は比較的ネガティブなニュアンスを帯びる場合があるのか?
(気になり検索したところ大まかにはあっているが、”考えている時あごを擦る癖がある”等は特にネガティブではない等の記述があった)

Twitterで断酒や脱ギャンブル何日目の報告、また今日は何km走りました等の報告を習慣にしている人が大勢いる。
それをまねて、昨日はジムでこのトレーニングをしてきました、等自分も行えばいい。そしてそれを繰り返して自動化した習慣となるようにすればいい。
出来る事はある。それを知識として知っている。
だが役立てていない、実行していない。そして自己嫌悪感を感じているという自家撞着である。
出来たときには自分を褒めて次回につなげればいいのだから、まずは一度行ってみるべきだ。
強い動機が無いのであろうか?そうではなくやはり自分に甘いのであろう。

 


七つの習慣という書籍が何年か前に話題となりベストセラーになったはずだと調べたら要約しているサイトがいくつかあった。

https://souken.shikigaku.jp/5259/

https://souken.shikigaku.jp/92/

テーマ:組織マネジメント
理論(コンセプト)名称:7つの習慣
提唱者:スティーブン・R・コヴィー フランクリン・コヴィー社副会長(共同創設者)、元ブリガムヤング大学教授(経営管理、組織行動学)
時期:1989年に原著「The 7 Habits of Highly Effective People」刊行

理論の紹介:
アメリカ建国以来発行された、およそ200年分の「成功」にかかわる文献を調査・分析してまとめたものが「7つの習慣」である。自分を取り巻く環境を変えるためには、自分を変えることで成功を引き寄せていくという考え方。

その場しのぎの二次的なテクニックではなく、一次的な土台として人格を磨くことが長期的な成功を果たすことにつながるとして「7つの習慣」は人格を磨くための原則を実践するために具体的にしたものである。

コヴィーは7つの習慣を3つの成長ステージに分類。成長前を「依存」状態とし、第1~第3の習慣を「自立(私的成功)」、第4~第6の習慣を「相互依存(公的成功)」、第7の習慣を「再新再生の習慣」として、これらを成長の連続体と位置付けている。

「7つの習慣」は、販売部数は全世界3,000万部、国内200万部を突破し、世界的ベストセラーとなった。コヴィーの没後1年(2013年)を期に、より分かりやすく理解しやすい完全訳版として『完訳 7つの習慣』が刊行されている。