生きる上で障害となっていたこと

臆病さ、傷つきやすいくせにそれすらも認めることができないでいるプライドの高さ、意地っ張り、負けず嫌い、これらに尽きるのであろう。

 

「何者にもなれない自分」は無価値であり、無価値な自分は他人に関心がもたれず寂しい、屈辱的な思いをすることになってしまう。

他人は、基本的に私に関心を持たない、或いは私を嫌っている。

だから、私が一人ぼっちでいるところをみれば嘲笑する。

そういった妄想で過剰に他人に怯えている。

賞賛されるか、或いは屈辱的な扱いを受けるか、他者との関わりはそのどちらかだ。

 

傷つきを避けるために、知ったかぶりをし、感情面では強がりをしてみせ、他人を見下す(≒自分が上)、プライドばかり高い自分がいる。

 

これらすべて、苦しいし悪循環であると落ち着いて考えると思うのだが、改めるのはとても難しい。また、怖いし、苦しい。

しかも、こうして「怖い」だとか「苦しい」だとか、口に出す自分に酔っているというか、下手をすると『まだ認められずにいる他者』を馬鹿にし、内心マウントを取ってすらいる気がする。気がするというより、おそらくはそうなのだ。

 

「自覚できているだけマシ」そう言い聞かせて、存在しない誰かに向けてマウントアピールする。

それが止められないでいる。