思ってはいけない
考えてはいけない
・・・ではなくて、「してはいけない」なのだなと改めて考える。
人を殴ってはいけない。
仮に目の前に、苛立ちをぶつけたい殴りたいと感じる他者がいても、その感情のままに殴ってはいけない。
だが、苛立ちを感じる事がある、それを否定してしまうと苦しい。
殴りたいという気持ちが存在していると認めたうえで、自身がどのような選択をとるかだ。
もっとも楽なのは、他者に苛立たないことだろう。
明鏡止水の境地で穏やかで~となれば理想かもしれないがあまりに現実的でないように思う。
犯罪行為である窃盗も同じだ。
物が欲しい・盗んでしまいたい・でもやらない。
感情は自由だが行動には責任が伴う。
物が欲しいというその衝動、盗んでしまいたいという逸脱行動にも関わらず感じる欲求、行わないという自制。
「腹が立つ、殴ってやりたい」
などという言を聞くことはままあるが、「盗みたい」は基本的に聞かない。
買えばいいからだろう。
自身の本心を認めてどうコントロールするのか、課題である。