2020年辺りの出来事、及びその後

前提:還暦を迎えた母と二人暮らし。

 

2016年(?)12月罰金50万円
因みに略式命令が来たことを母は知らず、偶然私の通帳を見て(生前贈与で振り込むため)
国庫へ振り込んでいるのを疑問に思い尋ねたことで知った。


2020年6月頃の出来事
私が、保健所に相談した(来訪か電話かは不明)
母曰く、自発的に万引きのことを相談したとのこと
保健所でクレプトマニアの当事者の会があると教えてもらった
眠剤などを処方してもらっているかかりつけの精神科クリニックにも相談した
そこでは都内のあるクリニックを紹介された
行ってみた
が、通所(デイケア)を勧められ、週に六日通うようにとのことだが
遠方であるのと繁華街を通り過ぎていくので万引きをしないか自信がないと言った
(※言わなかったが実際は交通費と満員電車に乗る手間が面倒だった)
2020年の6月頃に地元KAに行った
そこで某有名なクレプトで有名な病院の存在を初めて知った
7月(8月の可能性もあり)に、まず母がクリニックへ行った
10時ころ、その場で、「娘さんをいますぐこの場へ呼んでください」と言われた
因みに、その時私は携帯電話を警察に預かられていた。盗品の転売などをしていないかの証拠物件として
母は固定電話へ電話した
私は「行く」と即答した
14時ころ到着
「クレプトマニアなので即入院してください」
8月17日に入院した
母も研修のために3泊4日で泊まっていた
母が帰宅する8月20日、私が「この4日間てんかんの発作が頻繁に出ているので脳波を見てほしい」と言い
地元のかかりつけ病院で検査をするため外泊をした
因みにそこでは脳波は見てもらえなかった(理由は不明)
8月23日、病院へ戻る
その際、和菓子屋さんでお饅頭を盗む

まず、「一個買ってくる。それならいいでしょう」と小銭だけをもってお店へ向かった
一個買ったところ、手提げ袋へ入れてくれた
隙をついて3個袋へ入れた
店を出た
店主が追いかけてきた
公衆トイレへ向かった
鍵を閉めて流した(3個か4個かは不明)
私はトイレから出てこない
店主は店へ戻った
母は店へ向かった
店主は「これとこれとこれを盗られました」と言った
母は謝って代金を払った
その際に代金に上乗せして支払おうとしたところ
「三個分だけで結構です」と仰った
母の荷物(両手いっぱい)を見て「病院へ入院するんでしょう。よくあるんですよ」と仰った
店を出て病院のバスの待合所へ戻った

私はトイレから出てきていた
不安そうな顔をしていたらしい
バスが来たので乗った
お互い無言
病院についてから
「1万円払ったの?」と私は不満そうに尋ねた
「払ってない」と母は言った。
「病院には黙ってなさい」「言わなきゃばれないでしょう」と。

 

その後2か月後に治療を投げ出し自主退院

 

 

・・・

 

 

2021年4月下旬GW前
警察の家宅捜索が入り、そのまま拘置所

 

 

2021年6月15日入院の経緯

拘置所へ入っていた
時期は不明だが、保釈してもいいと連絡が来た
保釈条件が保釈金と入院で入院しか選択肢がなかった
母がクリニックへ行き、入院の許可が下りた
日程の調整を行い入院が6月15日に決まった
その1,2日前に拘置所を出た
入院した
入院の支度も自分では一切行わなかった
がやむなく2021年6月15日入院

 

~入院~

 

2021年10月

結審
判決
判決翌朝7時ころてんかんの発作を起こす
小発作であり、母は、いつもの発作であろうと仕事へ行く
12:30頃帰宅すると朝と同じ場所(リビング)で糞尿を漏らした状態で、手いっぱいの髪の毛をむしり取り握りしめ寝ていた
起こしたら「痛い痛い」と叫び続けた。これはただ事ではないと思い救急車を呼んだ
ストレス性のものであろうとのこと
19時か20時頃帰宅
その際全身脱力しており全く足に力が入らない状態
1時間ほどリビングの布団で横になる
その後自室ベッドへ
かなり意識混濁
「来て、こっち来て」と呼ぶ
行くと「来ないで、こっち来ないで。怖い。」と言う
また「頭撫でて」と言う。が、撫でると「気持ち悪い。触らないで」と言う。
翌日、本来は外泊から戻る日であったが、不安で病院へ電話した
一日伸びるかもしれないと言った
そういう理由ならいいですよと許可がもらえた
ともあれ当初の予定通り帰院
判決確定

執行猶予5年 懲役2年6か月


12月19日に退院

 

 

 

 

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何の参考になるかは分かりませんが、棚卸のような整理項目の箇条書きを以前したのでそのアップロード、入院をしても本人のやる気がなければ回復には結び付かなかったという話です。

こういう酷い患者も入院していることがあるから、お気を付け下さいという事でもあるかも。

入院で良かったのは、専門知識をもった看護師さんに色々教えて頂いたり相談に乗ってもらえたこともあげられます。

あとは同じだったり異なったりする依存症の患者さんと生活を共にし、単なる雑談から深い話まですることができる場合もありました。

ただそれも、私が心を開く勇気をだして信用してみようと思えたからなのですが。

本人が助けて欲しい力を貸して欲しいと言えば、病院外より環境は整っている分、楽で集中できるかもしれません。