消防署にて

懺悔。

先日消防署へ行く機会があり、てんかん発作で意識がない人間がいる場合救急車を呼んでいいのかと確認した。もちろん呼んで問題がないと先方は仰る。

そしてその後どういう流れであったか、「ただ、二日酔いで呼ぶのはやめてくださいね^^」と仰られたので

「あちゃー、耳が痛いわ、私、急性アル中で呼んだことあります」

と苦笑いで応え、消防士の方々は『おお来た』みたいな反応であったが

「でさらにすみません、その上搬送拒否したらしいです。ブラック傷病者です。 」

と話して終えた。

 

真面目な話、誠に申し訳ない。

 

実際に二十代の頃、何度救急搬送されたであろうか?

三、四回ぐらいはおそらくあるであろう。そして今年の六月、十年ぶりぐらいに飲み過ぎて一緒に飲んでいた友人が救急車を呼んでくれたらしい。

そして車内に収容され搬送されたくないと、とにかくごねて、どうやら付き添いもいるしということで病院へは行かずストレッチャから降ろしてもらい、帰宅した。・・とのこと。

友人が最寄駅まで送ってくれ、そしてわざわざ途中下車をして。タクシーに乗せ。家まで帰れるようにしてくれたらしい。

飲んでいた駅から最寄り駅までの電車内である。幸い乗り換えはなかったのだが、まあ、シートに寝そべり目をつぶって。一緒にいた友人はどれだけ恥ずかしかったことだろうか。 

ちなみにどういう経緯でなのか正確にはわからないが、店を出て前後不覚となり道路に寝ている場面と電車内でシートに寝そべっている場面、それぞれ写真をとっていてくれて見させてもらったが、言葉が出てこないほどひどい。



てんかんで意識を失い救急車で運んでいただいたこともある。

仕事していたはずなのに、なぜベッドに横になっているのだ?とどうやら倒れたらしいと聞いて驚いたものだ。

また先日 重責発作を起こしだが幸いそれは病院内であったので、救急車を読んでいただくということはなく。目が覚めたらレスピレーター装着の点滴の針が刺さりのであった。

これもむろん外で倒れていたら、誰かが救急車を呼んでくれてという流れになったであろう。

アルコールといいどちらも自分が注意をすれば防げる事態だ。アルコールは言わずもがなで、てんかんもきちんと服薬していれば、大抵は防げる。

それによって救急車の出動が減らせるだろう。病院のお世話にならなくて済み医療資源を消費しないで済む。 自分の努力で防げなかった時に限って救急搬送されずに三次救急の病院に家族がタクシーで連れて行っているというのが。なかなかに意味不明であるといえるかもしれない。



自分は依存症者だ。幸い現状は、アルコールに対しては渇望感はない。だが、飲み始めてコントロールができていないということなのだから、いつアルコール依存症になっておかしく無いのだ。くれぐれも気をつけなければならないと自戒したいと思う。



なにはともあれ救急隊の皆様。ご友人方々。病院のスタッフなどなど。ご迷惑をおかけいたしました。