昨年末の友人宅での忘年会。
自動車で先方のお宅の最寄り駅まで迎えに来てもらい、乗せてもらった。
十数年来の付き合いだが、ライフステージが変わり運転する自動車に乗せてもらうことになるとは。
なんとも感慨深い。 チャイルドシートが載っているというのがまた拍車をかける。
そういえば君は教習車以外運転したことないんだよねなんてことを覚えてくれていて、思わず笑ってしまった。 補助ブレーキがついていないからこれは運転させられないねなんて。
11日、病院から出るバスを待っていてあと2時間ほどかかると話したら、知人が病院の最寄り駅まで送って下さった。
15日、タクシーに相乗りさせていただいた。
20日、フェローの食事後(私はお酒を頂いていたのだが)お車でいらしていた方に隣駅までのせていただいた。
そもそも病院からの送迎バスが二種免許であったり大型車であったりするわけではない。
そう自家用車なのだ。
自家用車に乗る機会はこれまで非常に少なかった。
たいてい乗る自動車というのは救急車だ。
理由はといえばアルコールやら持病やら。
そして次にあったのは警察車両だ。 物騒な話である。
自身、免許は持っているが取得の際に自動車を運転して以来、全く運転席にはすわっていない。
二輪車で事故を起こしたことがあるため、中々ゴールド免許にはならなかったが。
そういえば、病院のバスの送迎の方にも顔と名前を覚えていただいている。
ここ2、3年名前を呼ばれる機会が増えた。
使っているアノニマスネームはそもそも、web上のハンドルネームとしてこれこれ20年程使用しており、文字としても音声としても慣れたものであった。
がやはり初対面の方に呼ばれる機会が多いというのは新鮮だ。
声で誰だか分かった、という経験も随分久しぶりの事である。
本名の方は言わずもがなである。
歯医者など、病院へ行った際に呼ばれることはあったが、 継続している人間関係、つまり、職場の人に呼ばれるという経験は初めてかもしれない。
働く場合も個人で、或いは突発的にやる仕事が多かったからだ。
人と触れ合うことが増えたのだろう。