相変わらずの恐れまみれ。
あらゆることに怯えている、不安を覚えている。
そんな気がする。
何か行動すれば不安になるし、しなくともまた不安になるのだ。
それぞれ別のことを思い、違いはあるが、結局は他人からどう思われているかに行きつく。
自分は完璧な人間にでもなりたいのだろうか。
そうではないはずだ。
だが不安になる。
褒めてくれているのだろう。
だが、実態がないのに持ち上げられている、もっと斜に構えた表現をするとおだてられているような気がしてしまう。
それでいい気になれば、実は陰で笑われているのでは?などと不安にもなる。
謙遜、それのバランスとでもいえばいいのか、上手な方法がわからない。
お礼だけ言って軽く流す、というのが理想でそうしたいのだが、どうにも上手にできない。
だから褒められると嬉しいし、実際は認められたいという思いが強くある一方で、褒められると居心地の悪い思いも感じてしまう。
他人の目を気にしたり他人からの評価を気にしたり、そういったことから抜け出せない。
それでいて、その自分に対する無価値を癒してくれる筈の他人を裁いてもいる。
自分が他人を裁き評定するから他者も自分をそう見ているはずだなどと思うのだ。
他者は自分でない、自分の欠点を投影するべきではない、いくら言い聞かせようとしても、頭に文字列として入っていても行動には反映されていないと自覚できる。
それでまた自己評価が落ち、不安になり、なんなら内心で他者を見下してもいるのか。
そしてそれをするべきでないと自分を叱り。
脳内で自分を裁き、その欠点を自覚できているだけ(それができていない人より)マシ、と慰撫している?
そもそも他人が自覚しているのか否かなど分かるはずもない、であるにもかかわらずだ。